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ユニバーサル アナリティクス(UA)からGoogle Analytics(GA4)へ切り替えると、以前まで確認していた指標がガラッと変わりましたね。

「ページビュー数はどこへ!?」

「表示回数はどこから確認できるの!?」

「ページビュー数と表示回数の違いとは!?」

とパニックになる方もいると思います。

今回はGoogle Analytics(GA4)を使用したページビューや表示回数について解説していこうと思います。

実はGoogle Analytics(GA4)から表記が変わった

ユニバーサル アナリティクス(UA)の時は“ページビュー数”でしたが、Google Analytics(GA4)から“表示回数”となりました。

理由として、Google Analytics(GA4)ではアプリの計測も可能となった要因が大きいです。
Androidを購入するとデフォルトでGoogleアプリであるChrome、iPhoneを購入するとSafariが標準でインストールされています。

わざわざブラウザを立ち上げるのでなくアプリから検索するユーザーが多くなり、計測する指標が広がったため、変更の必要があったと考えられます。

表示回数の定義とは

次に表示回数の定義を明確にしていきます。

表示回数とは、ユーザーが表示したページの回数にです。
スマートフォンなどのデバイスからアプリでWEBサイトのページを開くと“スクリーン”と認識されます。

つまり表示回数は、ブラウザから開く“ページ数”とアプリから開く“スクリーン数”が足された数値にです。

注意して欲しいのは、同じユーザーが同じページを何回開いてもカウントしていくことです。

『1ユーザーがある期間に何回見ても「1」とカウントしたい』といった場合は、セッション数を確認します。

こちらも参照にして、理解を深めましょう!

【初心者必見】GA4でランディングページを分析する方法と手順を簡単解説

表示回数を確認する方法

「表示回数なんて一番必要な数値で確認する方法は当然」
と思う方かもしれません。

ですが、ポイントに絞ったやり方がわからなければ
無駄な手作業が増えてしまいます。

対策として、Google Analytics(GA4)を確認する前に
“どこの項目でどのように確認ができるのか?”
を明確にしていただければと思います。

サイト全体の数値を確認する方法

手取り早く確認する場合は
ホームのボタンから確認できます。

また表示回数以外でも
新規ユーザー数やリピーター数、平均エンゲージメント時間など
さまざまな指標が確認できるので、まずは色々試してみると良いです。

①ホームをクリック

②一番左上にある項目で▼をクリック

③表示回数と検索

④期間は左下

ページ単位から確認する方法

「あのページの表示回数はどのくらい?」
といった時にこちらを使用すると良いです。

①レポート>エンゲージメント>ページとスクリーン

②項目をクリックすることでURL別やタイトル別など表示が可能

探索から確認する方法

「表示回数と他の指標を比較しながら柔軟に確認していきたい」
といった方は“探索”から確認することが良いです。

使いこなせば、日別単位で細かく推移を確認することが可能です。

ここでは、表示回数をどのように設定するのかを説明します。

①探索>自由形式

②指標より+ボタンで追加

③表示回数の項目をチェックしてインポート

④指標より表示回数を選択

表示回数を増やす考え方

「ページを作成したからには多くの人に見てもらいたい!」
と思う気持ちはあると思います。

ページの表示回数を増やす施策は、

・タイトルをキャッチー(訴求を強め)に考える
・サムネイルに力を入れる
・各ページから遷移できるよう内部リンクを貼る
・SNSで拡散する

など挙げられます。

「もっと手っ取り早く表示回数をあげたい!」
ならば、資金力が必要ですが“広告で集客を行う”ことも可能です。

ですが、“表示回数が多い=ページの価値が高い”とはいえません。

例えば、多くのお客様がページにアクセスしても、質が低い記事であればすぐに離脱する可能性が高いからです。

離脱されてしまうと、サイト内を巡回しなくなってしまい、機会損失につながります。

しっかりとお客様が読んでくれる良質な記事をGoogleは認証するので
「何が本当に良いページと認識されているのか?」
Google Analytics(GA4)で分析することも大事ですね。

関連記事:【GA4レポートのコツ】Looker studioのデータポータルで自動レポートを設定しよう

まとめ

いかがでしたか?

ユニバーサル アナリティクス(UA)からGoogle Analytics(GA4)に変更され、
ページビュー数から表示回数へ文言は変わったものの、本質的な考え方は変わりません。

漠然とサイト全体の表示回数をみているだけでは改善につながりません。

表示回数だけでも
・新規ユーザーと既存ユーザーに違いはあるのか
・ページごとによる表示回数の違いは何か
・コンバージョンポイントの表示回数はどうか

さまざまな見方ができると思います。

ぜひこの記事を参考に、あなたのGoogle Analytics(GA4)でサイトの表示回数を確認してみてくださいね。

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