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こんにちは、ヤマモトです!
今回はホームページを制作する上でもっとも重要で、もっとも難関な「原稿作成」について、弊社なりの「よりいいHPにするためのテキスト作成手順」についてご紹介したいと思います。

もしあなたが「自社HP用の原稿作成」をお願いされたとしたらどのように感じますでしょうか?
「めんどくさい・・・」「大変そうだなあ」「書いてる時間がない!」「どう書いていいかわからない!」などなど・・・正直こんな風に思う方が多いんじゃないでしょうか?

・・・お気持ちはすごくわかります。

ただ、より良いHPになるか、ありきたりな普通のHPになるかはここにかかっているのです!!
御社のHPにアクセスした人が、御社に興味を資料請求やお問い合わせをしてくれるかどうか、それとも他社のサイトに行くかどうかを決定するのは、「コンテンツの内容」つまり、お客様に書いていただく「原稿」が最重要なのです。

ここでは、基本的な原稿の書き方、書く上での考え方を紹介していきたいと思います!!

ステップ1 「誰に向けて書くか」を明確に!

「誰に対して、何を、どう伝えるか?」

常にターゲットユーザーを意識して原稿を用意することがとても重要なポイントとなってきます。
良い原稿とは「サイトを見たお客様に対して有益な情報を与えられる」ものです。

※よくあるケースで、「全てのターゲット(層)」に見てもらいたいとおっしゃられることもありますが、これは結局全ての層に響かないものなるのが常です。欲張らずにターゲットは必ず絞るようにしましょう。

Point
・お客様目線でHPにきた方が何を知りたいのかを想像して書くのがコツです。
・迷った時は、競合の他社サイトを参考にしてみるのも良いでしょう!
・他社のサイトをそのまま真似するのではなく、御社独自の強み・特徴を考えましょう!

ステップ2 大まかな章立てを組む

はじめから「うまく素敵な文章を書こう!」と思ってしまうと結局なかなかペンが進みません。

まずは、ざっくりとした文章を「箇条書き」にしていきましょう。
この作業を行うと、「この内容の前にこれを持ってこないと意味が通じない」など今まで漠然としていたものが徐々に整理され、文章を展開していく順番も少しずつ固まってくると思います。

ステップ3 コンテンツの「見出し」を決定する

ユーザーがホームページ内の文章を全て読んでくれるなんてことははまずありません。(私もそうです)
重要な見出しをみて、各個人に必要な部分のみを読んでいくパターンがほとんどです。
そのため「見出し」がユーザーにとってとても重要なポイントになります。

Point
ページごとに重要な項目となるタイトルを入れてみます。
その見出しが必要が不要かを選別して、ブラッシュアップしていきましょう。
見出しタイトル(それぞれの内容のキャッチコピーにあたるもの)も決まってより全体の構成がわかりやすい内容になるはずです。

ステップ4 見出しごとに文章を書いてみましょう!

ここでも大切なのは、完璧な文章を書こうとしないこと。

  • 普段お客さんに話している内容・資料を整理することも重要なポイントとなります。
  • 文章の枝葉や体裁にこだわらないで、話し言葉でも良いのでどんどん書いてみましょう。

ステップ5 全体の見直し。その文章、本当に必要?

あまりに長い文章はそれだけでユーザーが敬遠します。
特にスマホサイトで閲覧する場合は、縦スクロールでざっと流し読みする傾向が強いので、詳細のテキストのボリュームにも気をつけなければいけません。
余分なテキストはできるだけ省いていきましょう!

最終ステップ この内容で本当に伝えたいことが伝わるのか考えよう。

作成した原稿を「第三者の目」で評価(チェック)してみましょう。
自分が読みやすいと思う文章がそのまま、他の人が読みやすい文章とは限りません。
御社のことを全然知らない方に、作成した原稿を読んでいただき、意味が通じなおかつ興味を持ってくれたら大成功です!

その判断をするために可能な限り、社外の方に一度チェックしていただくことをおすすめします。
もしくは、作成した文章を時間を置いて、冷静な状態で自分でチェックしてみるのも一つの方法です。

最後に

ホームページ制作というものはただ単にキレイに、カッコよくすることではありません。
ユーザーにとって有益な情報や、御社の強み・魅力を見やすく・わかりやすく表現できてこそ初めてWEBサイトの効果が得られます。
そのためには、やはり社員の方の想いの詰まったテキストが必要になります。

また、こうした原稿制作を進める上で、社内を見つめ直すことによる新たな発見がかもしれません。
サイト制作時だけでなく社内外できっと役に立つことになると思いますので、ぜひ取り組んでいただければと思います!