求人ページをつくるなら、Googleをちょっと意識するといいですよというお話

どうも、入社時からの相棒だったMacBookProが新しくなった井上です。

ここ数年「そろそろ新しいMacBookProに変えませんか?」と言われ続けていましたが、「うわさの14インチまで待ちます」と言い続けて・・・ずいぶん待ちました。

MacBookPro14インチのはすごく良いですね。
どんなに作業していても静かで冷たい子です。

先代のMacBookProは荒木くんの撮影用として、まだまだ働いてくれています。
荒木くんヨロシクね〜。

さて、本題です。
Googleしごと検索(Google for Jobs)を知っていますか?

Googleしごと検索(Google for Jobs)とは、求人情報を探していると想定されるキーワードで検索をした時、ユーザーの検索結果上部に、求人情報を表示するGoogleのサービスのことです。

日本でも2019年1月23日からサービス提供が開始されているので、下の画像のような画面を目にされた事があるかと思います。

実はこのGoogleしごと検索(Google for Jobs)への掲載についてはGoogleが求めるルールに沿ってページを準備することで無料で利用することが可能です。
Googleしごと検索(Google for Jobs)にはローカライズ機能が含まれているので、地元の優秀な人材獲得のチャンスになるかもしれませんし、サイトを制作する側としても効果が高い求人ページをスムーズに制作できるので、サイトリニューアルを考えるならぜひ知っておくと良い情報です。

Googleしごと検索(Google for Jobs)に対応させるための3つのポイント

一つの求人に1ページ用意する

Googleしごと検索(Google for Jobs)では検索結果のリンク先として必ず1つのページを用意する必要があります。

制作予算を抑えるために求人ページを1つにまとめたいとご相談される場合があるのですが、そうなるとGoogleしごと検索(Google for Jobs)に対応することができなくなってしまうので、今は1つの求人しかなくても「求人一覧」と「求人詳細」の2ページを用意ください。
そうすることで将来的に複数の求人掲載を行うことになってもスムーズに対応出来ますし、一時的に求人掲載を停止した場合でも求人一覧のページを調整することで対応がしやすくなります。

求人が多くなった場合にはシステム化することで更新担当の方が自由に管理する事も可能ですよ。

Googleしごと検索(Google for Jobs)5つの必須項目の情報を全て用意する

Googleしごと検索(Google for Jobs)に情報を掲載するには下記の5つが必須条件となっています。
これ以外にも「給与」「雇用形態」など推奨条件もありますので情報が多いほうが良いのですが、最低限この5つがないといけません。

datePosted 求人情報を投稿した日付

求人情報を掲載した日付です。
良い人材なら常にほしいと掲載を続けているケースが良くありますが、求職者側から見ると 「数年前から同じ条件で載っているけど・・・」 では不安になるのも当たり前なのでGoogleとしては新しい情報を優遇するはずです。
面倒でも数カ月に一回は情報に間違いがないかチェックして適時更新するようにしましょう。

title 職務の名称

「デザイナー」や「フロントエンジニア」「ウェブディレクター」など職務の名称です。
あまり長く記載するよりも簡潔な職種とした方がよいと思います。

description 求人について詳細に説明

職務、資格、スキル、業務時間、学歴に関する要件、経験に関する要件など詳しい情報を説明する部分です。
簡潔に分かりやすくする方がGoogleとしては優遇してくれるのではないかと思っています。

一つだけ注意としては職務の名称と求人について詳細に説明を同じにすることはNGとされています。

hiringOrganization 会社名

雇用する会社の名称です。
通常の企業サイトでは問題ない情報とは思いますが、派遣会社などでは派遣先の企業名を載せていない場合などもあるので注意が必要です。

jobLocation  働く場所

オフィスや作業現場など、従業員の職場となる特定の場所の情報です。
建設業や多数の店舗があって転勤がある場合に問題になりやすいですが、求職者側から考えると引っ越しや通勤時間なども考えることになるのでGoogleとしても重要視しています、ローカライズ検索にも強く影響してきます。

情報を更新する

求人に限らず最も更新するのは最も重要なことだと思っています。

通常業務が忙しくて更新が大変と耳にすることも多いですが、更新が止まっているサイトではGoogleもサイトに訪問される方も「この情報は今も正しいのかな」と心配させてしまいます。

お盆や正月の休業のお知らせだけでも更新することが大切です。

もっと優秀な人材を獲得したいなら

Googleしごと検索(Google for Jobs)を本格的に導入するなら技術的に必要な事ももちろんありますが、今回はその部分は省略して書いてみました。
3つのポイントと5つの必須項目だけ覚えておいていただけると大丈夫です。

専門的な情報も重要ですが「一緒に働く同僚はこんな人たちで、楽しそうに働いている感じがする」と伝わる事が一番だと思います。
実際に入社後に「スタッフブログを全部読みました」という同僚は何人もいますし、私も全部ではないですがブログを何ページも見てこの会社への転職を決めました。

更新は大変ですが、Googleしごと検索(Google for Jobs)やIndeed (インディード)でアプローチするのはきっかけの一つでしかないので、「アットホームで楽しい職場です」と文字で書かなくても伝わる事が大切ですよ。